めまい・たちくらみ|更年期障害「めまい」の原因や症状・改善する方法をご紹介

普段と変わらない、何気ない動作をしたときに起きることが多い「めまい」。

目の前がくるくると回っているように感じたり、地面をふわふわと歩いている感じがしたり、その症状はとてもつらいものですよね。

その「めまい」が更年期の症状としても起こることをご存知でしょうか?またどのように対処したらよいのでしょうか?

更年期でめまいが起こる原因

「めまい」や「ふらつき」は、更年期女性に起きる体調不良症状として挙げられるものの1つです。

日常生活を送るのもつらくなってしまう女性もいる「めまい」が更年期女性に起こるのはなぜなのでしょうか?

自律神経の乱れ
更年期と呼ばれる年代に入ってくると、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなります。その影響が、自律神経にも影響して乱れてしまうのです。

ストレス
更年期世代の女性は、様々なストレスにさらされる機会が多くなります。子供の手が離れたことによって、安心な反面、目的を失ってしまったり、年老いた親の介護などの問題を感じ始める時期でもあります。

そのようなことが、知らず知らずのうちにストレスとなってしまっていることがあるのです。

血管が細くなり血流が悪くなる
年齢を重ねると、血管が細くなってしまいます。それに加えて、更年期症状で自律神経に乱れがあると、血行不良が起こりがちになってしまうのです。

更年期のめまいの症状

更年期に伴う症状の中で、比較的多くの女性が悩んでいる「めまい」。では、この「めまい」には、具体的にどのような症状があるのでしょうか?

回転性のめまい
この「めまい」の症状には、「自分自身がくるくると回っている」「周囲にあるものがくるくると回っている」という2つのパターンがあります。

このどちらか一方だけが起こるときもあれば、両方とも起こってしまうときもあります。

浮動性(非回転性)のめまい
この「めまい」の症状の特徴には、まるで自分自身がフワフワとした地面を歩いているかのような感覚を覚えてしまうことにあります。

「めまい」の中でも長時間続いてしまうことが多いタイプです。

立ちくらみ
学生の頃の全校集会などで長時間立ちっぱなしの状態の時、たまにふらっと倒れてしまう生徒がいましたよね。あのような感じで、突然ふらつきを感じてしまうのが、立ちくらみの症状なのです。

めまいが起きた時の対処法

「めまい」がいつ起きるのかと思うと、行動範囲が狭まっている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。では「めまい」が起きたとき、どのように対処すればよいのでしょうか?

目をつむる
「めまい」は視覚情報からの影響も強く受けています。そのため、「めまい」を感じた際には、まず「目をつむる」のもとても有効ですよ。

目をつむることで、一旦視覚情報をシャットアウトすることができるのです。

無理に動かず安静にする
「めまい」の中でも、特に「浮動性めまい」の場合、フワフワとした感覚を持ちながら動くのはとても危険です。そんな際は、無理してなんとかしようとせず、じっと動かず安静にしていることが大切ですよ。

日常生活で更年期のめまいを改善する方法

自分の「めまい」の種類や、その対処法について理解はできたけれど、できれば「めまい」が起きないようにしたい、症状を軽くしたい、と思われる方も多いことでしょう。

では、そのつらい更年期の「めまい」を改善する方法としては、どんなことが挙げられるのでしょうか?

質のいい睡眠・休息を取ってストレス解消
ぐっすりと眠ったあとは、身体の調子が良いですよね。それは更年期症状の改善にも有効的なんですよ。仕事や家事で忙しい方も、上手に休息を取って、リラックスする時間を設けてみてはいかがでしょうか?

食生活を見直す
更年期の症状として起きている「めまい」の場合には、食生活を見直すことも効果的です。

ほかの更年期の症状と同じように、体内で女性ホルモンである「エストロゲン」と同じ働きをする、「大豆イソフラボン」が含まれた食品を意識して食べるようにするとよいでしょう。

適度な運動
日常生活で取り入れやすい程度の適度な運動は、更年期症状にも効果があるといわれています。身体を動かすことによって、気分のリフレッシュもできるという点からもおすすめですよ。

更年期サプリ・市販の医薬品を摂取
更年期症状として表れている「めまい」の改善方法のひとつとしては、更年期症状に悩む女性向けに作られたサプリや市販の医薬品を試してみることも効果が期待できますよ。

食生活だけでは十分な量を摂取できていないと感じている場合には、サプリや医薬品で補ってみるのも一案です。

医療機関に相談
「常に目の前がくるくる回っている」、あるいは「地面を歩いているはずなのに、フワフワと空中を歩いているような感覚が続いている」といった症状で苦しんでいる場合には、医療機関に相談してみることも大切です。

自分で対処できる範囲を超えてしまっている場合には、「めまい」を感じたまま行動するのはとても危険でもあります。

また、更年期世代ではあっても、「めまい」の原因には、他の病気があることも考えられますので、症状が強かったり長く続いているという場合には、医療機関を受診するようにしてくださいね。

めまいに摂ったほうが良い食べ物と成分

更年期症状による「めまい」は、加齢によって減少してしまった女性ホルモン「エストロゲン」と同じ働きをする「大豆イソフラボン」を摂取することで、緩和する効果も期待できます。

では、そのほかに「めまい」の改善効果が期待できる食べ物や成分としては、どのようなものがあるのでしょうか?

αリノレン酸を含む食べ物
αリノイン酸とは脂肪酸の一種で、人間の体内では生成できない必須脂肪酸です。αリノイン酸には血行を改善してくれる効果が期待できますよ。

αリノイン酸は、えごま・ブラックシード・しそ・くるみなどに多く含まれています。

トリプトファンを含む食べ物
トリプトファンは必須アミノ酸のひとつであり、体内で生成することができない栄養成分です。ストレスの緩和に役立つとされており、牛乳・チーズ・卵・大豆製品などに多く含まれています。

ビタミンB群を含む食べ物
ビタミンB群とは、ビタミン複合体とも呼ばれている水溶性ビタミンのことで、ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・パントテン酸・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・ビオチンの8種類の総称です。

ビタミンB群には、それぞれ体調を整えてくれる作用を持っており、豚肉・レバー・かつお・鶏レバー・菜の花・たらこなどに多く含まれています。

ビタミンEを含む食べ物
脂溶性ビタミンであるビタミンEには、体内の酸化を防ぐ効果があることで知られていますが、その働きの中に、血流の促進効果があります。

ビタミンEは、落花生やアーモンドなどのナッツ類や、緑黄色野菜に多く含まれていますよ。

迷った時は早めに専門医に受診

「めまい」の症状は、自分にしかわからないこともあって、どうしたらよいか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

こちらで取り上げたような方法で、日常生活や食生活の改善を心がけるのも一つの手ではあるのですが、「めまい」の症状がどうしても気になると場合には、無理せずに専門医を受診するようにしてくださいね。