エクオールの効果・副作用は?人気のエクオールサプリの特徴や選び方を徹底調査

エクオール
近年、更年期障害の緩和に効果があると女性向けの雑誌やインターネット広告で話題となっている成分「エクオール」。

エクオールが更年期を迎えた女性に良い栄養成分であることはイメージできても、具体的にどのように更年期障害の改善に効果があるのか?ということについてはご存じない方が多いと思います!

この記事では、エクオールとはどんな栄養成分があるのか?更年期の女性にどのような効果があるのか?などについてご説明していきます。

エクオールとは?どういった成分なの?

エクオールとは
エクオールとは、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンに非常に良く似た働きを持つ成分です。

大豆が多く含まれている食品(納豆・みそ・醤油など)には、ポリフェノールや大豆イソフラボンも多く含まれているということをご存知の方は多いでしょう!

その大豆イソフラボンの一種であるダイゼインが、腸内の細菌の力を借りて生成するのがエクオールなのです。

ですがただ大豆が含まれている食品を食べていても腸内でエクオールを生成できない人がいます。ではエクオールを作れない人はどのような人なのでしょうか?

腸内でエクオールを作れる人と作れない人の違いは何?

エクオール産生菌
大豆イソフラボンから摂取できるエクオールですが、中には大豆製品(納豆・枝豆・豆腐など)を食べても体内でエクオールを作ることができない人がいます。

エクオールを作れる人と作れない人の違いは、その人の腸内にエクオール産生菌という腸内細菌が住んでいるかどうかで決まります!

日本人の2人に1人(約50%の女性)は、腸内にエクオール産生菌が存在していないと言われています。

住んでいる地域によっても違いが見られ、納豆を食べない人の割合が高い関西圏では、作ることができない人の割合が高いといわれています。

また、エクオール産生菌は腸内細菌の一種なので、時期や体調の変化によって腸内で作られたり作られなかったりします。

エクオールが生成できないと更年期障害の症状が酷くなったり、女性特有の美しさが失われていきます。

エクオールはサプリメントからも摂取することができるので、更年期の症状が酷い方は更年期サプリを試してみてください。

エクオールの効果・効能!どんな更年期症状に効果があるの?

エクオールには様々な効果があるといわれていますが、特に更年期障害で悩む女性に多い症状を改善してくれる効果も期待できるといわれています。

エクオールを摂取することで改善される症状は下記のようなものがあります。

のぼせ・ホットフラッシュの緩和に効果あり

ホットフラッシュ
更年期障害の症状として悩む女性が多い、のぼせやホットフラッシュ

自分の意思に反して、場所や時間に関係なく顔がパーッと熱くなり、汗が滝のように流れるという症状です。これらの症状の緩和に期待が持てるといわれていますよ。

肌のシワなどの改善

シワ
加齢による肌のシワなどの悩みには、女性ホルモンであるエストロゲンが減少していることが大きく関わっています。

そこでエストロゲンと良く似た働きを持つエクオールを摂取することによって、シワの改善効果が期待できるのです。

肩こりや腰痛などの改善

肩こり 腰痛
更年期を迎えた世代の女性が悩みがちな、肩こりや腰痛は加齢による女性ホルモンの減少も関係しているといわれています。

そのため、女性ホルモンに良く似たエクオールを摂取することによって、肩こりや腰痛の改善効果が期待できるといわれています。

エクオールが多く含まれる食べ物一覧

更年期世代の女性にとって頼もしい栄養成分であるエクオールですが、具体的にはどのような食品に多く含まれているのでしょうか?

食品名 特徴
豆乳 大豆製品を簡単に摂れる食品として、まず挙げられるもののひとつが豆乳です。豆乳には、コップ一杯に約35mgの大豆イソフラボンが含まれています。
納豆 こちらも代表的な大豆製品である納豆には、1パックにおよそ37mgの「大豆イソフラボン」が含まれているといわれています。
豆腐 毎日飲むお味噌汁の具材として、また暑い季節にはそのまま冷奴にして食べたりもする豆腐には、4分の1丁に対して約19mgの「大豆イソフラボン」が含まれています。

このほかにもエクオールが多く含まれている食べ物は、きなこやお味噌などがあります。私たちが普段何気なく食べている食品の中にも、多く含まれているということがわかりますね。

エクオールの1日に必要な摂取量

エクオール 摂取量

更年期障害で悩む女性がエクオールを摂取することで、症状の改善を望む場合にはどのくらいの量が必要なのかということについて見ていきましょう。

ここでもう一度思い出しておきたいのは、エクオールは大豆イソフラボンが腸内細菌によって作られるものです。

そこで、こちらではエクオールの材料である大豆イソフラボンの1日の摂取目安量についてご説明します。

一般的には、更年期障害の改善をしたい女性が目安に摂りたい大豆イソフラボンの摂取量は、1日およそ50mgといわれています。

各食品の大豆イソフラボン摂取量で調べてみると、豆乳の場合は1日およそコップ1杯半ほど、納豆は1パック半ほどで摂取することが可能です。

エクオールに副作用はあるの?

エクオール 副作用

嬉しい効果が期待できるエクオールですが、身体への副作用があるかどうか?ということも気になるところですよね。

結果からお話しすると、エクオールには副作用はないと考えて大丈夫です!

食品から直接摂取することができないエクオールですが、大豆イソフラボンを含んだ食品を摂る事によって、腸内に元々ある細菌によって作られるものであるということを考えると、わかりやすいかもしれません。

エクオールサプリ比較表一覧

エクオールを摂取するためには、大豆イソフラボンを摂取する必要があるということはわかりました。

でも大豆製品があまり得意ではないという女性にとって、必要だからといってその摂取量を無理して食べるというのは辛いですし長続きしませんよね。

また、元々体内にエクオール産生菌がない女性の場合は、サプリメントで補ってあげるようにするのが大切です。

以下に、エクオールが多く含まれている更年期サプリを比較していますので是非参考にしてみてください。

  • エクオール+ラクトビオン酸
  • フルミーエクオール
  • キレイ・デ・エクオールサプリメント
  • クオリア

他に含まれている栄養成分や、予算ともあわせて、長く続けられる「エクオール」サプリメントを選ぶようにしてくださいね!